キャビン内のチューニング
ドライバーが座って運転をするキャビンにおいてもチューニングは大切です。
ここで間違ってはいけないのがキャビン内のチューニングとインテリアのドレスアップは全く違うという事です。
ドレスアップは実用性は関係なく、見た目が良ければそれでいいものです。
対してチューニングは、高次元のドライビングができるように行うもので、時には見た目なんか考えないで行う実用性重視のものです。
よく行われるのがドライバーが直接触れるものを高効率化するという事。
ハンドル操作を行いやすくするためのステアリングホイール交換、強烈な横Gがかかっても正しい姿勢でいられるフルバケットシートの装着、シフトミスを減らし、短時間でシフトチェンジできるようにと付けられる、クイックシフトや握りやすいシフトノブなどまずここから始めます。
これでドライバーの操作系が整ったら今度は情報系です。
チューニングされた車というのはノーマルとは違って自己責任、本来ディーラーなどが管理する車の状態を自分で管理しなければなりません。
それに必要なのがメーター類で、ノーマルでスピードメーターやタコメーター、概算の水温計、燃料残量計などしかなく、ブースト圧やエンジンオイルの油温、油圧、バッテリー電圧、吸気温度などを知るすべがありません。
従ってその情報を得るためには別途専用のメーターを付けなければいけないという事です。
一般的にはアナログ式のメーターをダッシュボードにずらりと並べる形でつけるのが多いのですが、最近では液晶パネルに複数の情報を表示させることができるマルチモニターなるものが便利です。
このマルチモニタータイプのものであれば、ノーマルカーやファミリーカーなどでも車の管理をするという事で付けるのはいいことだと思います。